さわやかアグリ発表会19-10.10

私は100歳まで生きようと考えています。あと36年生きることになります。36年農業がやれる男に大阪府はなぜ助成金を惜しむのでしょうか。私を年齢、<みかけ>で判断してるのでしょうか。<みかけ>が良くないとおいしくても出荷できないトマトのような扱いを受けているのでしょうか。おいしいトマトが正当に評価されず、おいしそうなトマトばかりが優遇されて美しさを守る為高価な施設から農薬の大量散布まで避けられないものにしている、この負の連鎖は断たねばならないと思うのです。ですが私は口ほどにもなくおいしいトマト派ではありません。農協や卸市場のもとめるおいしそうなトマトを作っていきます。
 とまれ、美しいトマトは美しいだけではなかったのです。先日訪れた高山市、K農匠のハウストマトが私に囁くのでした。どうです? まるで詐欺師を見るような眼でハウストマトを見ていたこと、今では恥じたいと思います。トマトが育つには少々暑いかも知れない町大阪。就農はいつ、どこ、まだ何もわかってない中での計画メモをここに提出します。一千万積まれても降りる気はない、私の人生最後の檜舞台を見て下さい。